山口県内に蛍の名所やイベントはあるの?

そんな疑問にお答えします!
毎年、初夏に見られる幻想的な蛍の光景に癒される方も多いのではないでしょうか?
自然豊かな山口県の蛍の名所の中から、今回は定番と穴場スポット合わせて7か所紹介します。
ホタル舟やホタル祭りなどのイベント情報もぜひチェックしてくださいね。
それでは見ていきましょう!
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山口県定番蛍スポット4選


まずは蛍の定番スポットからご紹介します!
下関市:豊田町全域(ホタル舟&ホタル祭り)

下関市豊田町は日本有数のゲンジボタルの生息地で、町内全域でゲンジボタルやヘイケボタルなど全9種数万匹のホタルを見ることができます。
中でも国の天然記念物に指定された木屋川のゲンジボタルを間近で見られる「ホタル舟」は地域の名物観光になっています。
ホタル舟は完全予約制です。詳しくはこちらをご覧ください。
また、ホタルのシーズンに合わせて毎年「ホタル祭り」も開催され、キッチンカーや出店が並びます。
2023年の豊田のホタル祭りは6月3日(土)、10日(土)の2日間開催。3日には打上花火も予定されています。

6月は道の駅「蛍街道西ノ市」にホタル案内所開設し、観賞スポットを案内してくれますので、ぜひ一度訪れてみてください。(19:00~21:00)
山陽小野田市:竜王山(八大龍王神社)

山陽小野田市の竜王山は西日本有数のヒメボタルの生息地で、山の中腹~山頂の登山道や雑記林で舞うヒメボタルを楽しめます。
ヒメボタルは、ゲンジボタルに比べて光が点滅する間隔が短いのが特徴です。
カメラのフラッシュや懐中電灯などの強い光に敏感なので、照らすのは足元のみにしましょう。
竜王山ではシーズン中車両進入禁止となっており、鑑賞する見物客の方にも注意を促しています。
山口市:一の坂川

山口市の一の坂川では、ほたるが見頃になる時季を「ほたる観賞Week!」と称し、ゲンジボタル鑑賞を楽しめます。
周辺には古民家を改装したおしゃれな店があり、まち歩きができるのも魅力の一つです。
5/27(土)にはほたる祭りが行われ、C・S赤れんが前、亀山公園ふれあい広場にて露店も並びます。


長門市:長門湯本温泉横の音信川

温泉街中心を流れる「音信川」では、国の天然記念物に指定されたゲンジボタルを鑑賞できます。
長門湯本温泉では、ホタルの時期に合わせて、音信川沿いの一部で通常よりも照度を落とした照明演出を実施しています。
自然豊かな長門湯本温泉の、景観に配慮した取り組みです。
長門湯本温泉「蛍の時期の照明演出」
- 河川空間や河川沿い樹木の照明演出を落とす取り組み
- 期間:5月29日(金)~6月14日(日)

また、長門湯本温泉街にある大谷山荘では宿泊者限定蛍徒歩ツアーを行っています。
宿泊者であれば誰でも参加できるので、夕食後の夕涼みに蛍火を感じながら散策してみませんか?
大谷山荘宿泊者限定・蛍徒歩ツアー

- 大谷山荘から徒歩5分のホタル観賞スポットへ案内
- 開催日時:6月6日(土)~6月14日(日)
- 集合時間:20:30
- 集合場所:大谷山荘フロント前
- 所要時間:約30分
山口県穴場蛍スポット3選


次に地元県民イチオシの穴場スポットをご紹介します!
下松市:滝ノ口河川公園

下松市にある滝ノ口河川公園は、末武川上流の自然の流れを活かして作られた公園で、シーズン中はヘイケボタルを鑑賞できます。
周りは自然に囲まれており、夏には清流で川遊び、秋には紅葉を楽しめるおすすめスポットです。



2023年は6月上旬に訪れましたが、たくさんのヘイケボタルが飛んでいました。
周りの景観も最高!四季を通じて訪れてほしいスポット!

山口市:吉敷川

山口市の蛍と言えば一の坂川が有名ですが、吉敷川でもゲンジボタルを見ることができます。
毎年5月末頃から、良城橋近くでたくさんの蛍が舞います。
この地域では、地元の小学校でゲンジボタルを守る取り組みが行われており、その結果として現在まで美しい原風景が残っています。
地域の取り組み
- 地元の良城小学校では、ホタルの増殖・保護のための吉敷川の蛍を採取し、幼虫を放流する取り組みを行っています。
- 見守りも兼ねて参加した保護者、地域住民、地域づくり協議会役員等も協力して、産卵のためメスを中心に採取。
- ホタルは小学校の「ゲンジボタル飼育小屋」で大切に育てられ、毎年9月に約1万5千匹の幼虫が放流されます。
周南市:笠野川

周南市の熊毛方面を流れる笠野川でも、シーズン中ヘイケボタルを見ることができます。
川の上を通る高速道路と川がちょうど交わる地点で毎年多くの蛍が飛んでいます。
この場所は観光スポットではなく、民家が立ち並ぶ場所なのでマナーには気をつけて鑑賞しましょう!
場所が分かりにくいため、地図は近くの工房にピンを当てています。
蛍に関するよくある質問

山口県のホタルの時期はいつ?

山口県で蛍が見られるのは5月下旬から6月中旬です。
ゲンジボタルやヒメボタルは5月下旬~6月中旬、 ヘイケボタルはそれより少し遅く出現し、6月~8月頃まで見ることができます。
気温が高い年ほど早く見られる傾向があるので、2023年は例年より少し発生が早まると言われています。
蛍が飛ぶピークは何時ごろ?

ホタルは日没から2時間後が活動時間のピークといわれています。
19時半頃から徐々に飛び始め、20~21時の間にピークを迎えます。
雨上がりや雨が降る前など、湿度が高く生暖かいと感じる日によく飛びます。
風の強い日や雨の日、気温が低い日は飛ばないので気象条件も確認しておきましょう。
蛍の種類と光り方の違いは?


蛍の種類と特徴は以下の通りです。
●ゲンジボタル
体長15mm前後で体が大きく、強い光で2~4秒おきにゆっくりと出すのが特徴。曲線を描いて優雅に飛びます。
●ヘイケボタル
体長10mm前後で、小さな光を約1秒おきに点滅させます。ゲンジボタルよりもゆらゆらと飛びます。
●ヒメボタル
体長6~9mmでヘイケボタルよりも光はやや強く、ストロボのようにのようにチカチカと光ります。
種類によって光り方や大きさが全然違うんだね!

地域によって生息する蛍も違うので、特徴の違いを楽しんでみてくださいね!
記事のまとめと山口県への観光

今回は、山口県の蛍スポットをご紹介しました。
今回の記事のおさらいホタルが舞う幻想的な風景を見られるのは、わずかな期間。
美しい景観や元気なホタルが守られているのは、山口県の自然と地域の方々の努力の賜物です。
ホタルは繊細な生き物なので、川へのポイ捨てや強い光は絶対NG。
鑑賞の際は、くれぐれもマナーに気をつけましょうね!

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